脳卒中体験記を募集しています
日本脳卒中協会では、ご自身またはご家族が脳卒中になられた体験を持つ方の体験記「脳卒中後の私の人生」を募集しています。
自分らしい生き方をめざして前向き進む患者さんやご家族の方の人生に焦点を当てることで、(1)脳卒中の患者さんやご家族の励みとしていただき、(2)脳卒中に対する社会的関心を高め、(3)障害を持ちながら生きていくことの難しさについての理解を広め、障害者にやさしい社会づくりを促す、ことを目的としています。
お寄せいただいた原稿は、審査委員会が審査し、入選作品は入選作品集として印刷発行します。
応募方法
脳卒中を体験したあとの暮らしの様子を、2,000字程度にまとめて2024年12月末日(消印有効)までに郵送してください。電子メールによるご応募もお待ちしています。
応募作品は未発表(注1)のものに限ります。
枚数は、手書きの場合は400字詰原稿用紙5枚程度(便せん等は不可)。
ワープロ原稿は、上限2,000字程度とし、文字数を明記してください。
・原稿にページ番号をふってください。
・題名はご自由におつけください。
・審査の参考にしますので、別紙に、年齢(現在の年齢と発症したときの年齢)、病型(脳梗塞・脳内出血・クモ膜下出血・その他)、主な後遺症(後遺症の程度、介護の必要度など)を簡単にまとめてお書きください。
・何をご覧になって応募されたかお知らせください(例 ホームページ、体験記入選作品集、新聞や雑誌)。
・失語などによりご本人の執筆が難しい場合は、ご家族や支援者による代筆も可能です。
・これまでの応募作品では、治療中の思い、後遺症への対応、社会復帰への道のり、脳卒中後の生きがいなどをテーマにされています。
・ご提供いただいた体験記を統計資料の作成、調査研究に活用する場合がございます。その場合、個人が特定される情報は活用いたしません。
・応募者(執筆者)の住所・氏名を必ずお書き添えください。お送りいただきました原稿等は返却できませんので、必要な方は前もってコピーをお取りくださいますようお願いします。
(注1)
1. 商業誌やブログに関わらず、全く同じ文章(もしくは著作権侵害のリスクがあるもの)の応募は受け付けません
2. 商業誌を含め既に発表・公表されている内容でも、修正あるいは改変し、あらたな体験記としてご執筆された作品は受け付けます
<審査発表> 審査委員会が審査し、郵送にて審査結果をお知らせいたします。 なお、入選作品の著作権は公益社団法人日本脳卒中協会に帰属し、より多くの方々に読んでいただけるよう、ウェブサイトに掲載するなど、二次利用させていただくことをご了承ください。
応募あて先:
□ 住所:〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-3-15 共同ビル4階
日本脳卒中協会「脳卒中後の私の人生」係
締切:
2024年12月末日(消印有効)
第25回 脳卒中体験記「脳卒中後の私の人生」入選作品 発表
(敬称略)
優秀賞
「お母さんの気持ち」 谷井 真澄(勝田 有梨/代筆)
佳 作
「リハビリは過去と未来を繋ぐもの」さくら
「障害理解の大切さを実感して」谷井 健児
「『でもしかだから』で社会復帰」村上 万里
「健やかな時も病める時も」間々田 佳代子
「相互供養の中で生きる」竹井 玄要
「54歳のリスタート」熊倉 一弘
入 選
「しみじみと思う。脳卒中になって本当に良かった。」白石 真弘
「感謝」(匿名)
「『ことわざ遊び』で脳トレ効果UPを」星子 精健
「友よ、勇気と感動をありがとう」髙橋 貞之
「かみさんと神様に感謝」中村 安伸
「前向きに生きる生甲斐者(しょうがいしゃ)」清水 英二
「伝統文化を融合し可視化する—最後の仕事」今井 孝司
「介護福祉士の脳出血体験記」矢野 由利子
「医療関係者に感謝」永松 義輝
「やっと食べることが出来た」酒井 正男
「雨にたたられ 人に恵まれ」内海 榮
「私の体験記『脳卒中後の私の人生』」渋谷 欽之助
「私は身体は不自由ですが心は不自由ではありません」岡 麻里子
審査委員
(敬称略、50音順)
上條美代子(元国立循環器病センター看護師長)
川勝弘之(日本脳卒中協会副理事長)
小林 哲(朝日新聞 科学みらい部 大阪担当部長)
園田尚美(特定非営利活動法人日本失語症協議会理事長、日本脳卒中協会理事)
峰松一夫(医療法人医誠会 臨床顧問、日本脳卒中協会理事長)
山口武典(国立循環器病センター名誉総長、日本脳卒中協会顧問)
脳卒中体験記「脳卒中後の私の人生」アーカイブ
【特別企画】聴く脳卒中体験記
第25回 脳卒中体験記「脳卒中後の私の人生」 優秀賞受賞作品
「お母さんの気持ち」 谷井 真澄さん(勝田 有梨さん/代筆)