「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法(脳卒中・循環器病対策基本法)」は、2018年12月8日の参議院に続き、12月10日に衆議院本会議において、全会一致で可決され成立しました。これまでご尽力、ご協力頂いた患者・家族の方々、国会議員の皆様、関連医学会、その他の医療関係者の方々に心から感謝申し上げます。
今後、わが国の脳卒中対策は本基本法を中心に展開されていくことになりますが、脳卒中予防をさらに推進するためには、地域全体、社会全体での取り組みが不可欠です。「脳卒中制圧」は新しい時代を迎えました。皆様のより一層のご支援、ご協力をお願いいたします。
2018年12月10日
(公社)日本脳卒中協会常務理事(前理事長)
山口武典