更新日:2024年12月13日

香川県支部は、香川大学医学部脳神経外科内に事務局を設けています。脳卒中の予防と脳卒中を疑った時には早期受診、早期治療を開始することが重要であることを香川県民や医療従事者に啓発活動を行っています。

さらに、香川大学脳卒中心臓病等総合支援センターとも協力して市民公開講座を定期的に行い、シームレスケア研究会を通じて県内の多職種とも連携をとって事業を行っています。市民公開講座は、県内の同じ地域でなく、年度ごとに異なった地域で開催し隈なく受講していただけるように行っています。また、脳卒中への相談FAXを設けて、常時受け付けしております。これまでにも香川県内だけでなく、他県からも相談をいただいております。

今後も良質かつ最新の情報提供ができるように心掛けていきたいと考えております。

支部長  川西 正彦 香川大学医学部 脳神経外科 准教授
副支部長 三宅 啓介 香川大学医学部 脳神経外科 教授

【相談事業】

 実施方法:FAX 087-891-2415
 開催日時:365日 24時間受付(回答後日)

脳卒中あんしんノート作成配布
「一般の方への脳卒中の本」作成配布

(準備中)

香川県は、脳卒中による死亡率が全国的にも非常に低い県です。しかし、死亡率が低くても脳卒中にならないわけではありません。予防が最も大切ですが、脳卒中が疑われる場合には早期診断・早期治療が重要です。

● 脳卒中にならないために
脳卒中協会香川県支部では、毎年一度脳卒中市民公開講座を行っています。病気のことや脳卒中を予防する食事や運動、脳卒中の最新治療、その後のリハビリやお薬のことなどについて地域の医師・リハビリ療法士・薬剤師や栄養管理士などの演者に依頼して講演会を行っています。参加無料ですので是非ご聴講ください。

● 脳卒中にかかったかもしれない時は
脳卒中(特に脳梗塞)は、早期診断・治療が重要です。発症から4時間半以内であれば血栓溶解薬(t-PA静注療法)で閉塞した血管を再開通できることがあります。また、4時間半を越えてしまってもカテーテル治療で閉塞血管を開通する治療が功を奏すこともあります。いずれの治療法もどの病院でも可能なわけではありません。脳卒中学会のホームページに県毎の一次脳卒中センター及び一次脳卒中コアセンターに認定された施設が記載されています。一度ご覧ください。

● シームレス(敷居のない)医療連携
香川県では、高松・東讃地域と西讃地域において、脳卒中の患者さまが安心して治療からリハビリ、その後の維持療法を行っていただけるように共通した形式で施設間の情報共有を行っています。また、「脳卒中あんしんノート」を配布して自己の治療経過やお薬や血液検査の結果などを記載して携帯していだけるようにしています。

(準備中)