更新日:2025年4月2日

所在地 埼玉医科大学 内

  • 支部長  須田 智 埼玉医科大学国際医療センター 脳神経内科・脳卒中内科 教授
  • 副支部長 丸木雄一 埼玉精神神経センター 理事長・センター長
  • 副支部長 吉川雄一郎 埼玉県立循環器・呼吸器病センター 脳神経センター長・脳神経外科科長 兼 診療部長

・脳卒中なんでも相談
 FAX番号 042-984-0664 (365日24時間受付・回答後日)
電話で回答しますので、電話番号を必ずご記入ください。
 ご自宅の電話の場合は、ご家族のどなたからのご質問かが分かるようにお名前もご記載ください。

埼玉県急性期脳卒中治療ネットワーク(SSN)の運用に係る病院前脳卒中セミナーPSLSの開催について(通知)

 本県の救急医療体制の整備につきましては、日頃格別の御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
 さて、「埼玉県急性期脳卒中治療ネットワーク(SSN)」も軌道に乗り効果的に運用しているところでございます。この度新しい脳梗塞を疑う必要のある傷病者の観察方法が改訂となり、新改訂コース下記のとおり開催することとしました。
 つきましては、お忙しいところ恐縮ですが、貴下職員のご参加について御配慮くださるようお願い申し上げます。

1 目 的
  脳梗塞を疑う必要のある傷病者を救急隊が適切に観察できるよう、脳梗塞に特徴的な症状や確認すべき項目等を専門医から指導を受け、病院前救護活動をより迅速、円滑に行えるようにする。また、勉強会で得た知識や技法を他の救急隊員に広め、各消防本部の救急活動の質的向上を図る。

2 対象消防本部
  全消防本部 受講を希望する救急医療に関わる職員
  
3 日 時
  令和7年6月17日(火)13時~16時30分(受講者)

4 会 場
  埼玉医科大学国際医療センター 教育研究棟5階 タスクトレーニング室 

5 講 師
  埼玉医科大学国際医療センター 脳血管治内療科 神山 信也 教授
                 
6 内 容
  PSLS(Prehospital Stroke Life Support)コース

7 その他
(1)受講者希望の方、指導者希望の方、ともに別紙のとおりお申し込み下さい。
   定員になりしだい締切ります(受講者の方は先着36名まで)
  
(2)受講者には生涯教育として3ポイント分の「受講証」を発行します。

埼玉県では2017年10月より、埼玉県急性期脳梗塞治療ネットワーク(SSN;Saitama Stroke Network)が開始されました。

このシステムは、急性期脳梗塞治療(t-PAや血栓回収療法)を実施可能な医療機関を確保するもので、病院前の救急隊のトリアージにより、血栓回収療法を常時又は随時実施可能な医療機関を基幹病院(26病院)、血栓回収療法は行えないが、t-PA治療は常時又は随時実施可能な医療機関を連携病院(15病院)、開頭手術や保存療法など脳卒中治療ができる医療機関を関係病院(128病院)とした。急性期脳梗塞治療の適用がないと判断した場合は、関係病院へ優先して搬送します。

その結果、急性期脳梗塞治療の適用がないと判断した場合は、関係病院へ優先して搬送することとしました。その結果、現在まで、このシステムは順調に運用されており、県内のt-PA施行症例、血管内治療症例などのデータ集積も可能となりつつあります。

(準備中)