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第1部 特別講演「脳卒中治療の最先端医療」
講演1「脳卒中にならないために」
厚生労働省は「健康日本21」で、生活習慣を変えましょう、生活習慣病という名前にしましょうと努力を続けています。「健康日本21」で指導してきたにもかかわらず、2003年までの3年間を見てみると、肥満は男性が24%から30%に増えてしまった。朝ご飯を食べない中高生が6%から9%まで増えた。歩数は男女共に千歩ずつ減ってしまった。厚生労働省が取り組んできたにもかかわらず、このような結果になってしまったのです。
厚生労働省で、標準的な検診、保健指導の在り方についての検討会がありました。その中で、今回まず厚生労働省が取り上げたのが、先ほどのメタボリックシンドロームです。おなかの回りに脂肪のある方たちを改善するために適切な診断と指導をしようということです。生活習慣において、食事と運動を指導する際の基準を作ろうと決めたわけです。2008年までに診断と指導を義務化し、2008年から2015年までに腹部肥満を改善することによって糖尿病等を25%減らそうというもので、平成18年と平成19年は試行を行うことになっています。
結局は食事と運動に尽きるわけですが、食べ過ぎない、種類を多く取る、脂肪は特に控えめにする、朝昼晩、規則正しく取る。特に朝ご飯を抜くと昼を多く食べて太ってしまう。まず、こういうことに気をつけていきましょう。世界で最も理想的な食事は、典型的な日本食と言われています。魚がたっぷりあって、野菜が多い。酢やレモンなどを使って塩分を減らしさえすれば、日本の食事は理想的な食事です。魚を中心とした料理はカロリーを一番制限しやすく、塩分だけに気をつけていればよいのです。