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第1部 特別講演「脳卒中治療の最先端医療」
講演1「脳卒中にならないために」
きれいな血管から、だんだんコレステロールがたまっていく。通常は75%狭くなる、つまり25%しか空いていない状態になるまで症状は出ないのです。それが動脈硬化の怖いところです。症状が出たということは、始まったのではなく、もうかなり進んだ状態なのです。
では、どのような時に動脈硬化が起きるのか。3大危険因子と言われているのが、高血圧、喫煙、高コレステロール血症。最近はこれに加えて糖尿病が非常に大きいと言われています。その糖尿病の原因としての肥満あるいはストレス、これらが大きいのです。その他の要因としては加齢です。年齢が進むと当然、動脈硬化になりやすく、男性と女性の性差もあります。女性は女性ホルモンに守られていて動脈硬化が起きにくいのですが、男性は動脈硬化が起きやすい。それから家族に動脈硬化の病気のある方は、お子さんもなりやすいのです。年齢や性別、家族歴は、自分で選んで生まれるわけにはいきませんから、皆さんが気をつけなければならないのは、加齢と性差と家族歴を除いた、肥満、糖尿、脂肪、血圧、たばこ、ストレス。これらをしっかり管理すれば、かなりの部分、動脈硬化は予防することができると思います。